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コラム

粗供養の選び方と選んではいけない品物について

粗供養の選び方と選んではいけない品物について

粗供養とは葬儀や法要の時に金品をいただいたことに対するお返しです。

関西地方では葬儀、四十九日のお返しには「満中陰志」とする場合が多く、一周忌以降のご仏前のお返しには「粗供養」として渡されます。それ以外の西日本は香典返しにも「粗供養」として渡される地域が多く、関東、東日本では粗供養は使わず、「志」として渡すのが一般的です。

粗供養の品物の選び方、金額の目安、選んではいけない品物

粗供養は通夜、葬儀・告別式の会葬御礼に渡す品物、香典返しに送る品物、節目にある法要の際に渡す品物があります。

粗供養に適した品物は?

通夜、葬儀・告別式では贈る相手が決まっていないので、便利で軽くかさばらない品物が良いでしょう。

最近では香典を辞退される方が多いですが、その際にも通夜、葬儀・告別式の参列者全員に会葬御礼として渡します。故人の罪業を減らして、無事成仏できるようにという願いがあるからです。

通夜、葬儀・告別式の粗供養、香典返しの粗供養、法要の粗供養では縁起を気にする人が多いので、突飛な品物にはせず、しきたり取りに選ぶのが無難です。

どこのご家庭でも使う実用品で後に残らない消耗品を選びます。
よく使われる粗供養の品物には、それぞれ意味があるのをご存知でしょうか?

お茶は昔、防腐剤として棺に入れていたので、お茶を飲んで故人を偲んでほしいという意味があり、石鹸・洗剤は不浄を洗い流すという意味があり、シーツ・タオル類は仏の世界へ白装束で旅立つ、その名残りで、金物類のステンレス、アルミ、銅製品は光るので、魔よけになるという意味があり、漆器は不幸を塗りつぶし、二度と不幸がこないように色直しをすると意味を持っています。

通夜、葬儀・告別式の粗供養に選ばれる品物は?

通夜の会葬御礼に選ばれる粗供養の定番は「日本茶」です。

粗供養の中で一番安価で、お茶を飲む習慣の多い日本人には一番合っているからでしょう。ペットボトルのお茶が出始め、煎茶を煎れて飲む習慣が減ってきているためか、最近ではドリップ式のコーヒーやティーパックの紅茶なども選ばれています。

葬儀・告別式の会葬御礼に選ばれる粗供養は「タオル類」が多く、フェイスタオルやハンドタオルが多く選ばれています。

香典返しの粗供養に選ばれる№1は?

香典返しには、タオル・シーツなど繊維製品が多く選ばれます。

理由としては、高額な香典に対してお返しする金額にぴったり合うということと、軽い、壊れる心配がない、そして実用的ということです。

特に2500円から5000円前後のフェイスタオル、バスタオル、シーツ、玄関マット、バスマットが全体の80%をしめています。5000円前後になると春、夏は肌布団、秋、冬には毛布が多く選ばれています。

粗供養に食品を選ぶのに適している品物は?

食品で選ばれる品物は、椎茸、海苔、茶菓子、砂糖、せんべいなど日持ちのする品物が多く選ばれています。お返しの相手が会社やサークルなどグループで頂いた場合は分けられるお菓子やみんなが使うお茶、コーヒー、紅茶などが適しています。

その他、選ばれる粗供養の品物は?

繊維製品や食品以外に選ばれる品物は、最近よく使われている入浴剤があり、入浴剤は重い物もありますが、個別包装されているものでは軽い物もあります。

他に漆器なども選ばれています。最初に残らない物と書きましたが、故人にまつわるものを残しておいてほしいという気持ちで選ばれるようです。お椀やお盆だけでなく、おしゃれなスプーンなどもあります。

粗供養に適していない品物は?

重くて嵩のある品物です。食品の中では日持ちのしない物、鰹節など祝い事に使う物や生臭物の加工食品は避けます。

携帯電話が普及する前はテレホンカードが粗供養では人気の時代もありました。
時代に応じて粗供養の商品も変化してきており、最近ではカタログギフトを利用する方も増え、慶事用のカタログもたくさんあり、高額な香典返しには非常に便利です。

また、高額な香典返しには品物と一緒に商品券を贈ることもできるようになっています。商品券を贈ると失礼になるような気もしますが、品物と一緒に送ると違和感がなく受け取れるようです。

粗供養は今までのしきたりで選んでも、時代にあった品物を選んでも、相手にとって実用的な物を選んでもよいのではないでしょうか?

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