突然の知人の死など、急なお通夜に行く前に持ち物を確認しよう

2018.01.29

知人など急な訃報を聞き、お通夜に参列する際に忘れ物はしたくないものですよね。どれだけ急であったとしても、ご遺族に対して失礼にあたることもありますので注意が必要です。ですので、急な訃報があったときでも、出発前にチェックをしておくと安心できる項目を作成しました。

また最低限の服装や持ち物なども記載していますので、そちらもチェックしていただけると幸いです。

お通夜に行く際の服装や持ち物

男性の場合は黒のスーツ、白のシャツ、黒のネクタイ、黒の靴下、黒の靴、冬場であれば黒のコートなど、派手になりすぎないものを選んで下さい。

女性の場合は黒のスーツかワンピース、黒のストッキング、黒の靴、冬場であれば黒のコート、アクセサリーをつけるのであれば真珠のネックレスを選ぶようにしましょう。またコートや鞄などに関しては、毛皮など殺生を連想させるものはマナー違反となります。

滅多なことではありませんが、普段から黒の靴下やストッキングは常備しておくと緊急時にも対応できますが、今ではコンビニで黒の薄い生地の靴下なども変えますので、手元にないのであればコンビニを利用することも念頭に入れておきましょう。

数珠は仏式の場合は必要になり、また宗派により数珠は異なりますが、略式の一連の数珠を持っておかれると安心できます。

最近では香典を辞退される場合が多いですが、それでも事前に準備をしておくことも礼儀ですので、不祝儀袋も日頃から準備されておくといいでしょう。

その際は水引きは白黒、双銀などの結び切りのものを用います。表書きは「御霊前」と書き、住所、氏名、金額もきちんと書いておきましょう。

キリスト教の場合は白無地封筒に香典を入れ、香典は袱紗に入れておきます。受付で袱紗から出して渡すものなので、袱紗も準備しておくといいかもしれませんね。

ハンカチは黒か白の物を準備しておき、1枚ではなく数枚持っていると安心できます。また天候の良し悪しもあるので、黒の折り畳み傘なども準備しておくといいでしょう。

また冬などの寒い時期ですと、葬儀社の式場では暖房されていますが、公民館などが式場となっている場合は、式場の外で参列する場合もあります。

お通夜でも1時間はかかりますので、その際にはカイロがあれば便利です。

足元に入れることができるカイロもあるので、足の冷えにも備えることができます。

また故人だけでなく、ご遺族とも面識がある場合で故人のために何かお手伝いをと思っておられるのであれば、黒のエプロンを持参されてはいかがでしょうか。

手土産は基本的に必要ではありませんが、故人に対して何かお供えしたい物があるのであればお供えできるお菓子やお花などを持参しても良いでしょう。

御香典を辞退されている場合には、供花、盛籠を差し上げることで弔意を表すこともできます。

その際には葬儀式場で依頼することができます。お花は一基10,000円～15,000円程費用がかかります。盛籠も10,000円から20,000円程費用がかかりますので、お供えをしようと思っておられる方はお金の準備も必要となります。