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コラム

お葬式での失礼のない焼香や宗教ごとの作法

お葬式での失礼のない焼香や宗教ごとの作法

お通夜や、葬儀でする焼香ですが、前の人を参考にするでしょう。もし自分が喪主になってしまったら、そんなことはできません。ここで焼香の正しいマナーや、喪主や親族はどうするか、宗派ごとの違いについても見てみましょう。

もし喪主になったら、焼香はどうしたらいい?

焼香って何のためにするの?

焼香とは、もともと「お清め」の目的があり、線香や抹香にこめられた香料を燃やすことで、空間の邪気を払い、その場にいる人や、故人の霊を清められると信じられています。仏教では特に、よい香りは故人や仏様の食べ物になるともされています。

また、お通夜や葬儀でたくお香には、故人の生前の罪を清め、冥福を祈るという意味も込められています。

お通夜や、葬儀のあとに行われる「告別式」でする焼香は、故人のために抹香や、お線香をたくことをいいます。
お線香は、火がつくのに時間がかかるため、自宅での弔問でよく使われます。
一般的に、告別式や法要などで焼香をする際は、粉になった抹香を使います。
宗派や、時には葬儀の進行上の都合によって、焼香の作法が異なります。
宗派や葬儀の形式がわかっている場合は、あらかじめ調べた方が無難でしょう。

実際のマナー・一般的な作法

焼香には、宗派による違いだけではなく、葬儀場によっても違いがありますが、最近は、宗派や形式ごとに分かりやすく、動作を示した動画があります。

これらは、YouTubeなどの動画サイトにたくさんあるので、参考にするといいでしょう。

焼香の形式は、焼香台まで立って移動する「立礼焼香」が一般的です。
その他、座ったまま焼香台に寄る「座礼焼香」、焼香台を順番に参列者に手渡す、「回し焼香」があります。

ここでは、立礼焼香を紹介します。

まず、数珠を左手に持ち、焼香台に進む前、遺族と僧侶に一礼して進み、焼香台の3歩前で止まり、遺影と仮位牌を見て、そこから改めて1歩手前まで進み、一度合掌します。

次に、焼香台にある抹香を、右手の親指・人さし指・中指でつまみ、少し頭を下げた姿勢で、目を閉じて額の高さまで捧げます。
この動作を「押しいただく」と言います。

その後、抹香を香炉に落としますが、宗派によっては、これを1〜3回繰り返すことになります。
焼香が済んだら、もう一度合掌をし、遺影の方を向き、そのまま3歩さがります。
最後は僧侶や遺族に一礼をし、自分の席に戻りましょう。

座礼焼香の方法も、基本的には立礼焼香と変わりません。座ったままお仏前に移動するときは、両腕を使って身体を少し持ち上げ、膝をついたまま腕の力で移動するようにすると、動作がきれいに見えます。

また、座布団は僧侶も座るので、座らずに脇によけた方がいいようです。

喪主の場合・親族が焼香する順番はどうやって決める?

焼香をするにも順番があり、喪主が一番にしますが、その後の親族の順番でもめることもあります。
後からトラブルにならないように、よく話し合っておきましょう。

焼香の順番は、喪主・遺族と、故人に縁の深い人から順に焼香をし、その後は、親族・友人や知人・会社関係などと続きます。
また、喪主や遺族でなければ、前の席から焼香するのが一般的です。

喪主に続く、遺族や親族の焼香の順番はどうするか、という話ですが、故人に縁のある順、いわゆる「家督相続順位」に従うことが、いまだに多いです。

例えば、父親が亡くなり、喪主が長男の場合は、長男・長男の妻、その子供、次男・次男の妻……とするのが一般的です。夫婦は一緒に焼香をしましょう。

とはいえ、最近ではこだわる人も少なくなりましたが、相続の関係とは別に、「あの人を先にするとトラブルになる」という場合もあります。

そのため、葬儀社やお寺で基本的なアドバイスを受けたうえで、あとは家族間や年長者と相談して決めた方がいいでしょう。

喪主は?社葬の場合はどうする

実際のお通夜や葬儀では、司会者より「お焼香を」の声がかかるので、そのタイミングではじめて焼香をすることになります。

喪主は声をかけられたら、参列者と僧侶に一礼し、その後の作法は、一般の参列者と一緒です。ただし喪主は親族に礼はしません。

喪主は祭壇の脇から離れず、焼香の間に一般の参列者に礼をされた時は、目を合わせて軽く頭をさげる「目礼」をします。
また、焼香の際に、参列者と長く話したりしてはいけませんので注意しましょう。

社葬など、規模の大きい葬儀では、お通夜やお葬式の前に焼香をすることがあり、会場の前に、焼香台が設置されているなどの場合です。

この場合は、一度に数人程度が横並びになって、焼香できることがあるので、そういった場合には、押しいただく回数なども制限されていることがあります。

その時は葬儀社や司会進行の指示に従うようにしましょう。

押しいただく回数・焼香をしない宗派はどうする?

焼香をする時には、押しいただく回数も宗派によって異なりますが、もし分からない場合や、葬儀の進行によっては1回でも問題ありません。

また、自宅での弔問などでお線香をあげる場合も同様となっており、こちらも、基本的には1本のみで、縦にするか横にするかは、香炉の形状を確認して判断するようにしましょう。

お線香をあげる場合の作法は、基本的に抹香での焼香とかわりません。
火はすでに燃えているろうそくを使うのですが、もし火がついていなければ自分でつけても問題ありません。

また、焼香の火は口で吹き消さず、必ず手で仰ぎ消すようにしましょう。
お焼香の作法は、一つまみ一回、押しいただかずにそのまま香炉に焼香をします。

また、抹香による焼香は、宗派によって押しいただく回数が変わります。その宗派を以下にまとめましたので、ご参考にして下さい。

  • 1回から3回…天台宗、浄土宗、日蓮宗、日蓮正宗
  • 1回……浄土真宗本願寺派、臨済宗
  • 2回……曹洞宗、浄土真宗大谷派
  • 3回……真言宗、黄檗宗、創価学会

神道やキリスト教は、一般家庭の儀式でお香をたくことはしません。
キリスト教のお葬式では献花、神道では玉串奉奠(たまくしほうてん)と呼ばれる儀式を行います。

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