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コラム

出棺する際の服装や挨拶、細かい流れからマナーまで

出棺する際の服装や挨拶、細かい流れからマナーまで

出棺のマナーと言われても、ただ礼をするだけでは?と、いまいちピンときませんよね。出棺は、遺体を火葬場に送るための儀式ですが、服装や挨拶などの作法があります。

では、どうすれば失礼のないようにできるのか、出棺の流れやどんな挨拶をすればいいのかを見ていきたいと思います。

近所で出棺があったらどうする?今さら聞けないマナー

出棺とは何をするもの?一般的な流れ

出棺とは、一般的に告別式が終わった後に、遺体を火葬場に向かうのを見送るための儀式です。かつては埋葬が多かったため、「野辺送り」ともいいました。

今でも、地域によって、あるいはお年寄りなどは、霊柩車が火葬場に行くことや、それをする人のことを「野辺送り」のように表現する場合もあります。

具体的には、告別式が終わったあとに遺体を入れた棺を運びのですが、遺体の足は、進行方向に向けて複数人で運ぶようにしましょう。棺に続いて、喪主がお位牌を持ち、親族の代表が故人の遺影を持って歩きます。

遺体と最後の対面の際には祭壇の花を棺に入れたり、故人の愛用品や、手紙などを副葬品に入れることがありますが、地域によっては団子や「枕飯」といわれるものなどを入れることがあります。

これを「お別れの儀」「出棺の儀」ということもあり、近頃では故人の好きだった音楽などを流して、ゆっくりと時間をかけることもあります。

お別れの花などは、故人と縁の深い順に入れます。喪主、喪主の配偶者、親兄弟……といった順番にします。

最後に、棺にくぎを打つことがありますが、くぎ打ちも同様に、故人と縁の深い遺族から順に打ちますが、火葬場に不燃物を入れられないという事情などもあり、最近ではしない葬儀も増えてきています。

そのかわりに、お別れの花束を置くことが増え、葬儀プランのなかに花代を含める葬儀社も出てきています。

音楽で送る場合は、クラシックやジャズなどの、静かな曲が一般的です。

故人の好きな歌謡曲や、プロ野球ファンだった故人のために、球団の応援歌をかけて送ったケースもあり、出棺の音楽は比較的自由に選べます。

ただし、「なんとなくそれらしい雰囲気」で音楽を選ぶ葬儀社もあるため、アニメやゲームの音楽を知らずにかけてしまうケースがまれにあるようです。そういったトラブルを防ぐためには、「音楽葬」に詳しい葬儀社に頼みましょう。

また、喪主や遺族がお別れの儀を行う間、他の参列者は室外で待ちます。基本的に、出棺まできちんとお見送りするのがマナーです。

場合によっては途中退出してもかまいませんが、宗派によっては、出棺までに「出棺経」「出棺勤行」と呼ばれるお経を唱えることがあります。この場合、僧侶が読経している最中に退出してはいけません。

また、キリスト教の出棺は、火葬場ではなく教会へ向かいます。カトリック・プロテスタントともに、葬儀の前に「出棺式」を行い、神父が出棺の祈りを捧げ、その後教会に棺を運んで葬儀を行います。

出棺の時、喪主の挨拶はどうする?

棺を霊柩車に乗せ、準備ができたら見送りをするのですが、その際、喪主は挨拶をし、その間は遺族に位牌を預けるようにします。

出棺での喪主の挨拶は、まず会葬のお礼会葬のお礼を述べ、簡単に故人の経歴や、さしつかえない程度に死因などを説明しましょう。また、これからの遺族への支援のお願いをするのもいいでしょう。

終わったら、遺族も参列者に向けて、深く一礼をします。

挨拶は、長くても3分程度を目安にしましょう。原稿用紙2枚分の文章をゆっくり読むと、おおよそ3分になります。

ただし、実際に読むとなかなか長く感じるものなので、原稿用紙1枚分程度でも充分いいでしょう。

これは、社葬などの場合も同様で、葬儀においての代表者が出棺の挨拶をします。

ほとんどの場合、職場などを代表して挨拶すると思いますが、社員一同が遺族をねぎらい、故人を亡くしたことを悔やんでいることを伝え、そのうえで、故人の会社への貢献や、仕事や人柄についてのエピソードなどを語り、故人への感謝と会葬へのお礼を伝えるようにします。

例文集をまとめたサイトや本などもあるので、参考にしてみるといいでしょう。

挨拶が終わり、霊柩車が火葬場へ動き出したら、参列者は深く一礼をして解散します。その際に火葬場へ向かうのは、基本的に喪主、遺族のみですので気をつけましょう。

どうしても火葬に同行したい場合は、事前に喪主に申し出ましょう。なぜなら火葬場までのバスや、料理の手配をすでにしているため、その場で言われても対応できないからです。

近所で出棺があった場合の服装・マナー

時々、自宅などで葬儀や安置をしていて、そこから火葬場に向かうこともあります。
そういった場合、近所の人はどうすればいいのでしょうか。

近所で出棺があって立ち会う場合、喪服である必要はありません。気になるようなら、黒やグレーなどの地味な服装をしていけばいいでしょう。

普段着でも問題ありませんが、明るい柄や光り物、派手な柄のシャツなどはふさわしくありません。

もし出棺に間に合うようなら、出発のタイミングをみて外に出ましょう。出棺の見送りだけなら、事前になにか挨拶をしたりする必要はありません。

親しい間柄なら、あらためて弔問に行くのもいいでしょう。

また、一般的に出棺の時は、コートを脱いでおくのがマナーです。近所なら特に短時間なので、上着は手に持っておきましょう。

雨や雪が降っている場合の傘も、地味な色もしくはビニール傘にします。

出棺の時にクラクションを鳴らす?茶碗を割る?

余談ですが、出棺の前にクラクションを鳴らすことがあります。

これには諸説ありますが、「死者がこの世に戻ってこないように」と、故人の使っていた茶碗を割る儀式が、現代化されたものという説もあります。

最近では、騒音などの苦情があって、クラクション自体を鳴らさないこともありますが、出棺の場合は何らかの合図があるので安心して下さい。

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