お葬式での持ち物チェック 男性と女性の必需品
お葬式の必需品といえば、香典と数珠が思い浮かびます。しかし、お葬式というのは長時間かかるもの。式中にも予想外のハプニングがあったり、帰る時には、引き出物などの荷物もあります。いざという時に慌てないよう、必要な持ち物・あれば便利なものを確認しておきましょう。
お葬式の前に確認したい、持ち込みOK・NGなもの
最低限これだけは用意したい必需品リスト
お葬式に参列する場合、まずは香典の準備が必要になります。
香典袋は、コンビニや文具店などでも売っていますが、葬儀会場の近くで買おうとすると、地理が分からなかったり、売っていないこともある為、事前に用意します。
また、直前になってATMでお金を下ろすのも、時間がかかったり、ATMが混んでいたり、時間によっては手数料を取られてしまいます。
家を出る前に、香典袋に現金を入れてから、ふくさに包んでバッグに入れておきます。
その他、バッグにはハンカチ・ティッシュ、小銭入れ、時計を入れておきましょう。
仏式の葬儀の場合は、数珠も必需品です。
葬儀に参列する場合、バッグには最低限の持ち物を入れておきます。
特に女性用のハンドバッグは小ぶりなので、あまり持ち物が入りません。
その為、必要なものを効率よく出し入れできるよう、普段しているアクセサリーや時計などは、小さな袋などに入れてからバッグに入れておきましょう。
お金なども小銭入れか、三つ折りの小型の財布に入れておくと場所を取りません。
お葬式に参列する場合、最低限必要なものは、香典と数珠、往復の交通費などです。
その他、ハンドバッグに入りきらない荷物を入れる為の、手提げ袋があると便利です。
手提げ袋も、エコバッグなどではなく、黒い無地の手提げ袋を用意しましょう。葬儀用の手提げ袋は、フォーマル用品や、礼服などを扱う店でも購入できます。
男性・女性別、お葬式であれば便利な持ち物とは？
お葬式に必要な持ち物は、基本的には香典と数珠、ハンカチ・ティッシュや現金などです。
しかし、男性と女性では、いざという時に必要になるものが異なってきます。
また、必需品ではありませんが、あれば便利なものもあります。
女性は替えのストッキングと、アクセサリー類をしまう為の袋があると便利です。
男性は、お金をコンパクトに収納できる、三つ折りや薄型の財布、または黒のセカンドバッグがあると便利です。
さらに男女ともに、葬儀の手伝いをする場合はエプロンが必要です。
社葬など、仕事関係の葬儀に参列する場合は、身分確認の為、名刺が必需品になります。
天気によっては折りたたみ傘もあるといいでしょう。
男性はお葬式にはバッグを持たない為、スーツの内ポケットに香典や数珠、財布や名刺入れなども入れておく必要があります。
そうすると、ポケットの中がかさばってしまいます。
そこで、できるだけポケットの中をスッキリできるアイテムか、お葬式にも持っていけるようなセカンドバッグがあるといいでしょう。
女性の場合は、お葬式でメイクを直す時間はほぼありませんが、お葬式ではアクセサリーを付け外しすることが多いものです。
ジッパー付きの保存袋だと、サイズが各種あり、使い捨てもできるのでお勧めです。
また、ストッキングは伝線しやすいので、替えがあると恥ずかしい思いをせずに済みます。
お葬式に持ち込んではいけないもの
お葬式の持ち物でNGなものといえば、悲しみの席にそぐわないもの、明らかに葬儀に関係のないもの、葬儀を行う宗教や宗派の、教義などに合わないものなどがあげられます。
具体的に言えば、派手なデザインの持ち物や、アクセサリーは葬儀に不要です。
さらに、キリスト教や神道のお葬式で、数珠を持参するといったことも良くありません。
仏教に限らず、お葬式自体が死を悼む為の場なので、どの宗派や宗教でも、革製品や毛皮など「殺生」を思わせる持ち物はNGです。
移動中にゲーム機や音楽プレイヤーなどを使っている場合は、お葬式に参列する場合は我慢した方が無難です。
スマートフォンのケースなども、キラキラしたデザインのものを使っている場合は、ケースを外すか、見えないようにバッグの中に隠します。
故人へのお供え物や、供花などは、遺族や喪主の意向で受け取らないこともあるので、持ち込む前に確認した方がトラブルにならないでしょう。
また、献花をする場合は、葬儀社などで花を用意しているので、参列者が持ち込む必要はありません。
