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コラム

棺の中に入れていいものと入れてはいけないもの

棺の中に入れていいものと入れてはいけないもの

故人を火葬にする際、副葬品に愛用品や、思い出の写真を棺に入れるのはよくあることです。しかし副葬品のなかには、有害ガスを発するものや不燃物があり、火葬すると危険な場合があります。トラブルが起きないよう、棺に入れていいもの・ダメなものを事前に把握しておきましょう。

大量の写真や手紙を棺に入れてもいい?火葬のマナー

火葬の時にアクセサリーを入れてはダメなの?

火葬炉というのは、1,000℃程度の高温で、遺骨を焼く為の大きな装置です。

副葬品なども高温で燃やしてしまう為、棺に入れるものによっては、ダイオキシンなどの有害な化学物質が発生したり、中で爆発したりして、事故や炉が故障する原因になることもあります。

火葬炉の中には、金属など不燃物や爆発物、有害物質を発するものは入れられません。
具体例として、塩化ビニルやプラスチック製のおもちゃ、貴金属、ゴルフボールなど不燃物素材が使われているスポーツ用品、香水や化粧品、スプレーなど、引火・爆発するリスクの高いものを棺に入れるのはNGです。

また、日本の工場や工業施設のような、排気ガスなどを多く出す施設などでは「大気汚染防止法」という法律や、自治体の廃棄物処分などに関する条例を採用しています。

火葬場も例外ではなく、同様にダイオキシンなどの、有害物質の排出量を規制しています。
その為、不燃物・有害ガスを発するものは、副葬品に入れられないようになっています。

また、アクセサリーや宝石なども、副葬品として棺に入れることはできません。
特に宝石など高価なものは、不完全燃焼や炉の故障につながるだけではありません。

高価なもの・貴金属などは「財産」として見なされる為、火葬にしてしまうと、不当に処分したとして相続の際にトラブルになることがあります。

燃えるからといってダメなものもある

火葬の時に不燃物や、有害ガスを発するもの、危険物を入れられないことは、今や一般常識となっています。
それでは反対に、燃えるものであれば、棺の中に何を入れてもいいのでしょうか?

まず、遺体が骨壺に入るサイズのお骨になるには、約1,000℃で火葬しなければなりません。
あまり温度が高すぎると箸で拾えず、また、反対に温度が低すぎると、うまく焼けません。
一般的に、人の身体は水分や脂肪分が多い為、燃えるまでに案外時間もかかります。

その為、火葬炉の温度低下を防いだり、炉の温度を一定化する必要もあります。
つまり、火葬炉の温度を左右しかねないもの、遺体の火葬を妨げるようなものを、副葬品として棺に入れてはいけないのです。

具体例をあげると、厚い本やあまりにも大量の手紙や写真・千羽鶴などで遺体を囲むと、火葬に時間がかかったり、うまく燃えない原因になります。
水分の多いスイカなどの果物・食べ物・生花も燃えにくいことがあるので注意します。

出棺の際に、生花を棺に入れることはありますが、あまりに多いと燃えにくい為、葬儀社で量を調整していることがあります。

他の副葬品もある為、故人の好きな花を入れたいなら、持ち込みをする前に葬儀社に相談した方がいいでしょう。

また、最近では棺を手作りすることもあります。その場合、火葬炉に入るサイズでなければ火葬ができませんので、注意が必要です。

副葬品として棺に入れていいもの・入れてはダメなもの

副葬品とは少し違うものの、火葬の際に入れてはダメなものがあります。
不燃物、特にプラスチックやガラス類と一緒に遺体を火葬にすると、遺骨に溶けたガラスやプラスチックが付着することがあります。

その場合、うまくお骨になりにくいので、あらかじめ外す必要があります。

そこで故人が生前、手術などで体内にボルトが入っていたり、心臓にペースメーカーが入っている場合は、不完全燃焼や爆発・破裂の危険がある為、注意が必要です。

不燃物・有害物質・燃焼に時間がかかるものの他に、故人が身につけていたメガネや入れ歯は一緒に火葬しないようにします。
体内にペースメーカーや器具が入っている場合、事故防止の為に、葬儀社に報告します。

体内に入ったペースメーカーを取り除くのは困難な為、実際には、そのまま火葬しているケースがほとんどです。

ペースメーカーが熱で破裂すると、かなりの爆発音がする為、周囲へ注意喚起ができるよう、あらかじめ葬儀社に報告する必要があるのです。

入れ歯やメガネ、補聴器などを外したうえで、数枚の手紙や写真、燃えるものに限って、故人の愛用品を入れるのは大丈夫です。

ただし、写真を棺に入れる場合は、他の家族などが写っている場合は、写っている人に了承を取ってからにしましょう。

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