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コラム

お葬式のときに気をつけたいメガネの選び方

お葬式のときに気をつけたいメガネの選び方

お葬式に金縁メガネはあり?なし?メガネをかける時の注意点

普段メガネをかけている人は、お葬式などのフォーマルな席にも、いつものメガネをかけて行きがちです。しかし、実は葬儀の席にふさわしくないメガネがあります。ここでお葬式にはどんなメガネがいいのか、金縁や銀縁は大丈夫なのかなど、メガネのマナーを知っておきましょう。

お葬式につけると印象の悪いメガネとは

「メガネは顔の一部」と言われますが、メガネは顔の印象を大きく左右します。
特に、お葬式では華美な印象や、派手な格好はNGな為、メガネそのものが凝ったデザインでなくても、顔全体が目立つ印象になるのは避けましょう。

葬儀で印象が悪いのは、べっ甲柄や、太い黒縁などフレームの印象が強いもの、レンズが大きすぎたり、ティアドロップ型や四角レンズなど、インパクトのあるメガネです。
また、テンプル(つる)の部分が、赤などの派手な色やデザインのメガネも避けましょう。

主張の少ないメガネでも、本人の顔に合っていなければ、マナーとしては良くありません。
例えば、下を向いた時にずり落ちてしまう、レンズが汚れている、テンプルが折れていてテープで固定しているようなメガネもマナー違反です。
これらは、よれよれのTシャツで葬儀に行くようなものであり、失礼です。

また、レンズに色がついたもの、サングラスもNGです。
サングラスは、視覚障害のある人か、サングラスがないと本人と判別できないような、特徴のある芸能人しかつけてはいけません。

メガネの色やフレームはどんなものがいいのか

お葬式に参列する場合、メガネにも気を遣う必要がでてきます。
とはいえ、メガネの選び方も、お葬式の服装や、メイクのマナーと同じように考えます。

お葬式の服装と言えば、黒が中心で、光り物や派手な印象に見えるものはNGです。
また、余計な飾りや主張はなく、お洒落よりも清潔感を第一に優先します。
メガネも同様に、シンプルなデザインで、テンプルやフレームも主張のないものにします。

レンズは曇りや傷がない楕円形のもの、フレームは黒・紺・銀・茶色といった地味な色で細めのものにします。金縁メガネは目立つし、光り物にあたるので避けましょう。
また、プラスチックのフレームはカジュアルな印象になる為、なるべく金属製にします。

メガネのフレームは顔の印象を大きく左右しますが、縁なしのメガネは、レンズが肌の色になじむ為、特に自然な印象になります。

また、縁なしのメガネは、実は葬儀関係の社員などがよくかけています。
特に縁なしでテンプルが紺のメガネは、葬儀にも使えて黒よりも地味すぎない為、普段のお洒落にも使えるから人気があるとのことです。

フォーマル用のメガネってどんなもの?

訃報は急に知らされるものです。その為、時間もありませんし、お通夜や葬儀までにメガネを買い換えるのも、金銭的な負担がかかります。
派手に見えるデザインのメガネしか持っていない場合は、困ってしまいますよね。

メガネは視力矯を正する補助具でもある為、他にメガネがなければ、普段のメガネで参列するしかありません。その際、喪主に一言伝えておくといいでしょう。
もし可能ならば、焼香の際には外しておくと、悪目立ちせずに済みます。
また、目に異常がなければ、葬儀の時だけ使い捨てのコンタクトをしてもかまいません。

実際のところ、フォーマルに対応できるメガネがない場合、普段のメガネをそのままかけるか、コンタクトに変えるしか方法がありません。

しかし、フォーマルな服装に合ったメガネは、普段使いのメガネとは違います。
コンタクトレンズの購入も、事前に眼科での検査と処方箋が必要になるので、前もって用意しておくのも面倒ですし、使わないまま使用期限が切れることがあります。

そこで、普段使いのメガネの他に、フォーマル用のメガネを用意しておきましょう。
フォーマル用のメガネは、結婚式やパーティーなどお祝いの席での少し華やかなもの、お葬式や仏事に使える、シンプルなデザインのものがあるといいでしょう。

購入する際には、メガネ店で相談すればアドバイスがもらえます。
特に量販店よりも、メガネの専門店で探してもらったほうが、洗浄や修理のアフターサービスもしっかりしていたり、定期的に視力を測ってもらえる傾向があります。

葬儀用でなくても、メガネは案外壊れやすいものです。予備のメガネをフォーマルにも使えるものにしておくと、色々な意味で安心できるでしょう。

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