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コラム

知っておきたい墓じまいの費用や手続方法

知っておきたい墓じまいの費用や手続方法

墓じまいを考えているけどできない、何か方法はあるの?

墓じまいが増えている理由

2010年代から墓じまいをする家庭が増えている、と言われています。

墓じまいとは、これまで使っていたお墓を取り壊すなどして、お墓に納めていたお骨を移動することを言います。そのためお墓を墓地から撤去したり、取り壊す工事も必要になります。

墓じまいをする家庭が増えている理由としては、お墓を管理する人の高齢化や、子供がいない、または子どもがすべて他家へ嫁ぐなどで後継者がいなくなったなど、家庭の事情が多くなっています。

墓じまいをする場合は、お墓を取り壊すことになります。きちんと手続きをして、お骨を新たに管理する場所を探さないと、墓じまいができず無縁墓になってしまいます。

墓じまいをする前に、お骨をどこに納めるかも考えておきましょう。

主な納骨先としては、公営の合祀所、納骨堂や菩提寺への永代供養、散骨などの自然葬にするといった方法があげられます。

また近年では、お骨をアクセサリーなどに加工しておく「手元供養」なども多くなっています。

墓じまいは、高齢化などでお墓を管理する人がいない、という理由が多いものです。

しかしお墓というものは、先祖代々のお骨が納められている為、墓じまいをする時は親族で話し合って、一家庭の独断で行わないようにしましょう。

具体的に墓じまいでは何をするの?

墓じまいといっても、その工程は多岐にわたります。お墓を撤去する工事の他に、仏教ではお墓などには魂が込められていると信じられています。

その為、お墓や仏壇を処分する際には、それらから魂を抜いてから処分しなければなりません。

お墓を処分する際にはまず「閉眼供養」という、お墓から魂を抜く為の儀式が必要になります。宗派によっても多少異なりますが、墓じまいをする際には、菩提寺などに閉眼供養を依頼するようにします。

閉眼供養では、お墓から魂を抜く為に、僧侶を呼んでお経をあげてもらいます。閉眼供養の費用やお布施なども必要になるので、菩提寺があれば相談するようにしましょう。

また墓じまいの際には、お骨を別の場所に移動します。

その為には閉眼供養の他、親族で話し合って祭祀継承者、つまり「誰がお骨を管理するか」を決めるようにします。祭祀継承者がいない場合でも、墓じまいの際には誰のお骨かわかるようにしておきます。

墓じまいは、菩提寺や墓地に連絡して閉眼供養を行い、お骨を取り出します。その後お墓の撤去工事を行いますが、土葬などの場合はお骨に菌類がついていることがあるため、再火葬をします。

またお骨を別の場所に祀る場合は「改葬許可申請」が必要です。

墓じまいに必要な手続と費用

墓じまいでは、お墓から魂を抜く為の閉眼供養と、菩提寺から抜ける際には「離檀料」がかかります。また墓じまいではお墓を撤去する工事と、改葬の手続きが必要です。

具体的な墓じまいの費用と手続については、閉眼供養が5万円程度、菩提寺への離檀料が10万円から20万円程度、お墓の解体費用が10万円程度、その他に納骨堂などの永代供養料や、役所への手続費用がかかります。

墓じまいの費用はお寺へのお布施や、永代供養料などによって大きく金額が変わります。また墓じまいの為の手続代行を司法書士などに依頼した場合、その分の金額も上乗せされます。

それらを含めても、一般的な墓じまいの費用は30万円程度が相場と言われています。

墓じまいの手続については、親族同士で話し合って祭祀継承権の確認をする他、墓地や菩提寺に墓じまいすることを伝えます。

さらに他の墓地や納骨堂にお骨を移す際は「改葬許可申請」が必要です。この改葬許可申請は、お墓や納骨堂がある市町村の役所で手続きをします。なお手元供養の場合は改葬許可申請は必要ありません。

墓じまいの代行を依頼する時の注意点

墓じまいをする為には、市町村への手続や、閉眼供養や離檀に関するお寺との交渉、取り出したお骨をきれいな状態にする洗骨、お墓を解体する工事などが必要になります。
その為、一般家庭ではできない工程もあります。

そこで、はじめから墓じまいを代行依頼することがほとんどになります。具体的には手続の代行やお寺・墓地との交渉を司法書士などに、お墓の解体を石材店に依頼することになります。

ただし現在は専属の司法書士や弁護士、石材店と提携している墓じまいの専門業者もあります。

墓じまい専門業者に代行を依頼する際は、「どこまでやってもらえるか」を確認しましょう。場合によっては司法書士や弁護士がいなかったり、洗骨は扱っていない、解体のみといったこともあるので確認しましょう。

墓じまいの専門業者に代行を依頼する際は、見積や説明をよく聞いたうえで決定します。とはいえ、お骨の行き先をどうするかを決めるのが最も大切です。親族間でよく話し合って、お骨の移動先や祭祀継承権についても書面に残しておきましょう。

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